はあちゅうの結婚を叩くのをやめろ

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俺ははあちゅうが嫌いだ。
あんな無自覚セクハラモンスターを好きになれるわけがない。
どれだけ批判を受けようと一切反省しない態度、加害者のくせに被害者面するあのふてぶてしさ。
はあちゅうは様々な人間から疎まれているだろうし、彼女が受ける批判の大抵は自業自得だ。

ただ、だからと言って、彼女に何を言ってもいいわけじゃない。
今回はあちゅうが受けたバッシングは、はあちゅう嫌いの俺から見ても「やり過ぎ」と言わざるを得ない。

俺もはあちゅうにバカにされてきた人間の一人だから彼女の結婚を祝う気には到底なれないが、「これ幸い」とはあちゅうをボロクソに貶めるのは違うだろ、とも思う。

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ひっでえなあ、と思った意見。
「彼女にとっての序列はセックス経験」ってなんだよ。
AV男優と結婚する=カラダorテクニック目当てって失礼すぎるだろ。
しみけんの人柄とか、人生観とか、そういうので惹かれたかもしれないのに。
俺はしみけんのこと全然知らないんだけど、彼はどうやら結構好感度の高い人物らしい。
そういう面を無視した暴力的な言説だと思った。

っていうかこれ、はあちゅうとしみけんに対するセクハラだよな。
俺ははあちゅうのことが嫌いだし、しみけんのこともどうでもいいけど、彼女らにセクハラしていいとはまったく思ってない。
彼女らに性的なからかいを投げかける奴は、童貞をバカにするはあちゅうと同列だよ。
もうこういうのやめようぜ。


「#metooとか言ってたのにAV男優と結婚するのかよww」
って意見もいくつか見かけた。

いや、そこは文句つけるとこじゃないだろ。
セックスワーカーと交際してたからって告発の資格を問われるのはおかしい。
AV強要問題とか色々複雑な事情もあるだろうけど、セクハラ被害について声を上げることは少しも悪いことじゃない。
岸氏も認めたように、はあちゅうはセクハラ被害を受けていた。
それが事実であるなら、彼女には声を上げる資格がある。
「誰々と付き合いがあるからアイツは告発する資格がない」なんて縛りかけて喜ぶのはセクハラ加害者だけだろ。

はあちゅうにはセクハラを告発する資格がある。
童貞にもセクハラを告発する資格がある。

それでいいじゃねえか。


あと、いちいち晒したくはないがTwitterはあちゅうに性的なリプライ送ってる奴。
マジでやめろ。
お前らのやってることはな、はあちゅうと同格かそれ以下だぞ。
そんな愚劣な人間にはなりたくないだろう?
はあちゅうを凹ましてやりたい気持ちはわかるけどさ、そこは踏みとどまろうぜ。


それから、興味深い意見を見かけた。

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はあちゅうの精神安定の道具にされてたのかと思うと腹ワタが煮えくりかえるが、一方ではあちゅうも被害者なのかもしれないと感じた。

世間からは「セックスをまったくしない男性(童貞)」や「セックスしまくりな男性(AV男優含むヤリチン)」は冷たい目で見られることが多い。
これははあちゅうの炎上の際にも述べたが、性経験の多寡で相手の人間性を測るのは非常に愚劣な考え方だ。
はあちゅうはその愚劣な考え方を内面化してしまっているため、彼氏の「AV男優」という職業をどこかで軽蔑していたのではないだろうか。
自らの内に潜むセックスワーカー蔑視に耐えられず、「それでも童貞よりはマシだから彼は底辺なんかじゃない」と思い込むために「童貞」という藁人形を苛烈に殴りつける女…
こう解釈すれば憐みさえ湧いてくる。
性経験の多寡で人間性を決めつけるような偏見が世間にはびこっていなければ、彼女もセクハラ大魔人とならずに済んだのかもしれない。


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(余談だけどしみけんの浮気が事実ならそこを突かれるのは仕方ない気もする。彼がセックスワーカーであること自体は何も悪いことじゃないけど、婚約者に隠れてコソコソやるのはダメだろ。浮気や不倫はよくない。みんなが不幸になる)


まあ、はあちゅうを叩きたくなる気持ちはわかるよ。

でもな、アイツは当初結婚の報告をしただけなんだ。
それ自体は悪いことじゃない。
はあちゅうの幸せに水を差したくなるのはわかるけど、そこで踏みとどまれるかどうかが人間性の分かれ目なんじゃねえか。
性経験の有無なんかより、よっぽど大事なことだ。

はあちゅうとの関係において童貞はセクハラ被害者だが、被害者だからといってどんな振る舞いも許されるわけじゃない。
そもそも俺たちが生きやすい社会は「性経験の有無で差別されない社会」であり、「調子乗ってる奴をボコボコにしやすい社会」ではないはずだ。

はあちゅうを批判するのは結構。
でも、その批判の仕方については慎重になろうな。
頼むよ。

(なんて綺麗事言いながら、正直はあちゅうをおちょくる文章を読むと胸がスッキリしてしまう。この点俺もまだ半人前なので、自戒を込めて。)

童貞は#metooしてはならないのか

nyaaat.hatenablog.com

 

 

もうはあちゅう関連の件でブログを書くことはないと思ってたけど、ごめんこれは我慢できないわ。

 

はあちゅう氏を叩いてスッキリするよりも、今はもっと大事なことがあるのに。
はあちゅう氏に「告発者の資格」を問うよりも、それは一旦保留して、ハラスメントが横行する電通(ひいては日本企業)の体質を批判し改善を促すことの方が大切なのに。」

 

いやいやいや。

何これ。

ツッコミどころ多すぎるだろ。

 

 「はあちゅうを叩いてスッキリ」って何?

過去のブログ(ありがとう、はあちゅう。君のことは忘れない - billword’s blog)でも書いたけど、はあちゅうへの批判を通じて建設的な議論が生まれたこととかまったく知らんの?

そもそも「叩き」って言葉選びがすげー悪意あるよね。

被害者が声を上げることは「叩き」なんですか?

 

「今はもっと大事なことがあるのに」

 

ここが特にえげつない。

はあちゅうが受けた被害は「大事」で、童貞が受けた嘲笑は「些事」だって主張してるようにしか見えないんだけどさ。

確かにはあちゅうの被害の方が深刻なのは認める。それは否定できない。

でもだからと言って、「お前らの痛みは大したことないから後回しなw」って言われて黙ってられるかよ。

俺らはそうやってずーーーーーーーっと後回しにされてきたんだよ。

なあ、そろそろ声上げたっていいだろ?

 

はあちゅうのことは別のタイミングで批判しろ」って意見も結構見かけたけど、「別のタイミング」じゃダメなんだよ。

平常時に童貞がいくら叫んだところで誰も耳を傾けやしない。

「そんなんだから童貞なんだよ」

「童貞が顔真っ赤w」

いずれも俺がネットで受けた罵倒だ。

はあちゅうの件以前にも何度か童貞に関する記事を書いたことがあるけど、いずれもネット民の反応は惨憺たるものだった。(結局虚しくなって消した)

 

ほとんど誰からも擁護されて来なかった童貞が切なる声を上げるにはあのタイミングが最も適切だったと俺は考えている。

何より、性的なからかいを受けた人間が加害者を告発する行為は#metooの理念に沿うものだろう。

童貞には#metooする資格は無いんですか? 

 

 

はあちゅう氏に「告発者の資格」を問うよりも』

 

問うてねえよ。

俺ははあちゅうが大嫌いだけど、彼女の受けた被害には同情するし、「告発すんな」とは一度も書いてないんだが。

っていうか、俺に限らずはあちゅうに「告発者としての資格は無い」って言ってるやつそんなにいるか?

「彼女の被害には同情するけど」っていう前置きをした上ではあちゅうを批判してる人の方が明らかに多いぞ。

代表的なのは恋愛ライターのトイアンナさんとかな。

https://twitter.com/10anj10/status/944954108124864513

 

 

つーか告発者の資格を問うてるのはお前の方だろ 。

はあちゅうを批判するより電通やら企業を批判しろ、って何?

童貞は自分を傷つけた人間を告発する暇があるなら大義のために戦えってか。

俺らには戦う相手を選ぶ資格は無いってのか?

 

「個人叩きに虚しく失われるエネルギーを、社会をよくする方向に向ける方法はないのだろうか、と私は思うに至ったのです。」

 

俺はニャートさんみたいに立派な人間じゃないからさ、「社会をよくしたい」とかいう高尚な理由でブログを書くことはできない。

あんな風に毎日記事を書いたのははあちゅうを心底許せないと思ったからだ。

 

それでも俺の記事を読んで、何かを感じてくれた人はたくさんいるらしい。

それを「個人叩きに虚しく失われるエネルギー」とか言われたら、やっぱり腹立つよ。

 

「弱者を生み出す社会の構造を変えていくよう働きかけ」

 

はあちゅう批判はまさしくこの働きかけだと思うんだけど…

別のブログでも引用したけど、もう一回すごく大事な記事貼っとくね。

なぜ「童貞」を笑いのネタにしてはいけないのか?|アメリカはいつも夢見ている|渡辺由佳里|cakes(ケイクス)

 

結論として、一連の騒動が本当にただのはあちゅう氏への個人攻撃」だったと思ってるならもっと勉強してから出直してこいとしか言えない 。

 

「童貞」はチワワか毒蛇か問題

 

「童貞いじり」で一躍時の人となったはあちゅう氏。

彼女のハチャメチャな振る舞いについてまだご存じない方は下記のリンクからどうぞ。

hagex.hatenadiary.jp

 

 

さて、我々はこれまで「はあちゅうは童貞を心底見下している悪辣な人間だ」という前提で論を進めてきた。

しかし一面的な物の見方は偏った思考を生み出しやすい。

 

ここは一度前提を疑って、「はあちゅうは実は童貞を見下しておらず、彼らをチワワのような愛すべき存在と見なしている」という考えをベースに今回の問題を考えていきたい。

 

まずはあちゅう氏は、「童貞いじり」について激しい批判を受けた際、大いに困惑したことだろう。

チワワを撫でまわしていたつもりが、気づけば取り返しのつかない大怪我を負っていたのだから。

周りの人は「童貞」がチワワなどという可愛らしい生き物ではなく、一歩取り扱いを間違えると命に関わる毒を持った蛇だと知っていたため、彼女の軽率な振る舞いは失笑を買った。

 

「童貞」が毒蛇であると認識できないはあちゅう氏は「チワワを撫でていただけでこんな目に遭うのはおかしい!どうして私が毒に苦しまなきゃいけないの!」と叫び続けるが、ほとんどの人は彼女の自業自得だと判断してまともに取り合わない。

根本的にずれたこの認識がはあちゅう氏の支離滅裂な対応を生み出しているのだろう。

 

吉田豪氏は彼のブログ内において「童貞をネタにしたらいけないってことじゃなくて、童貞をネタにするには技術と気遣いが必要ってだけの話かと。」

http://tablo.jp/serialization/news002670.html

と上手く結論付けたが、これはまさしく毒蛇の例えに当てはまる。

専門知識(技術)の無い者が軽率に毒蛇の首根っこを掴めば、たちまちその毒牙を浴びることになるだろう。

まして、毒蛇を無害な愛玩動物と勘違いしている人間なら尚更。

 

ところで皆さんは「ヤマカガシ」という蛇をご存じだろうか。

日本に生息する、強い毒を持った蛇だ。

この「ヤマカガシ」という蛇には面白いエピソードがある。

実はこの蛇が毒を持っているという事実が発覚したのは近年で、それまではずっと無毒な蛇だと思われてきた。

「ヤマカガシ」が無毒であると勘違いされてきた要因の一つは、彼らが非常に大人しく、滅多なことでは噛みつかない性格をしていたからだと言われている。

 

毒を持つ蛇、と聞くと思わず身構えてしまう人も多いだろうが、毒蛇のすべてが凶暴なわけではない。

余計な手出しさえしなければ、むしろ無害な生き物と扱ってよい種も少なからず存在するのである。

 

話を戻そう。

我々は、はあちゅう氏の不誠実な態度を前にして「アイツは童貞を見下している」と安易な結論を下しがちだ。

そう考えたくなるのは非常にわかるが、簡単に導き出した答えが正答であるとは限らない。

彼女は本当に、「童貞」を人畜無害で可愛がれる対象だと思っていたのかもしれないのだから。

 もちろん、人畜無害な相手だからといって粗雑に扱っていいわけがない。

噛まれた以上は己の振る舞いにおかしな点は無かったか、大いに反省してもらいたいものである。

 

最後に。

本論ではあえて「童貞」をチワワや毒蛇に例えたが、実際のところ「童貞」は愛玩動物でも危険生物でもなく、はあちゅう氏と同じ人間なのである。

人間を相手にしている以上、執拗に頭を撫でくりまわす態度も毒を怖れてむやみに敵視する態度も適切ではない。

あくまで同じ感情を持った人間として、対等に接することが重要だ。

はあちゅう氏に最も求められていることは、「童貞」と呼ばれる人たちが玩具でもコンテンツでもなく、彼女と同じ尊厳を持った人間であると認識することなのかもしれない。

 

ありがとう、はあちゅう。君のことは忘れない

 

「セクハラ告発大炎上」でお馴染みのはあちゅうさんがついに開き直りを始めました。

 

 

これまでの経緯を知らない方は下記をご覧ください。

hagex.hatenadiary.jp

 

はあちゅうの童貞いじりに対してずーっとキレまくってた俺だけど、さすがにこの開き直りには笑ってしまった。

「わたし何にも悪くないもん!」以外の内容が無い。

真っ当な批判意見はすべてガン無視。

 

セクハラに関する謝罪文を撤回する人間初めて見たわ。

これだけボロクソに叩かれてなお自分の正当性を主張できるってある意味すごい。

奴はプログラムのバグった機械なのか?

 

さて、そんなセクハラ開き直りマシーンのはあちゅうに一言言っておきたいことがある。

耳の穴かっぽじってよーく聞け。

この度は 

本当に

ありがとうございました!!!

 

 「はあちゅうマジで許せんな」って気持ちは俺の中にもまだあるけど、それとは別にはあちゅうに感謝したい部分も結構ある。

俺がはあちゅうに感謝している点は大きく二つ。

 

①ボヤ騒ぎを大炎上に発展させてくれたこと。

②「童貞は無礼な表現だ」と表明する沢山の人を可視化したこと。

 

①はまあ、改めて説明するほどでもないと思う。

もしもはあちゅうが誠実な人間で「今までの私の発言はセクハラでした、二度と童貞を茶化しません」と最初から謝罪をしてくれていれば、童貞の怒りはすぐに鎮火したことだろう。

しかしはあちゅうは謝罪文(謝るとは言ってない)を展開し、その後もグダグダと言い訳を続け、終いには自らの謝罪文を撤回した。

 

彼女が見事なヒール(悪役)を演じてくれたおかげで、「やっぱ童貞いじりする奴って最低だわ」という主張に強い説得力が生まれた。

ありがとうはあちゅう、君が極悪だったお陰でいつもの「童貞キッショw」という流れに着地せずに済んだ。

 

あ、折角だからはあちゅうの開き直りに一言反論しておくと、「不特定多数の人間に向けた発言だからセーフ」という理論を貫徹すると「産む機械」で炎上した大臣もセクハラ発言してないってことになるけどそれでいいの?

 はあちゅうの言うように「表現の自由とハラスメントの境界線」ってのは確かにあるんだろうけど、その境界線を決めるのはお前じゃないんやで。

 

 

 ちょっと本題から逸れたけど、俺がはあちゅうに感謝したい理由の②について述べる。

こっちが俺にとってはすごく重要。

 

はあちゅうを絶対に許すな」なんて息巻いてブログを書き始めた俺だけど、心のどこかで「どうせまた『童貞必死だなw』って嘲笑されて終わるんだろうな」って諦めてた。

俺らはずーっと無視されてきたから。

虫扱いされてきた、って言い換えてもいいな。

男→女へのセクハラ発言は厳しく糾弾されるけど、女→男へのセクハラ発言は「我慢しろよ」「それくらいで」と踏みつぶされて終わり。

今回もそうなると思ってた。

 

そしたらこれよ。

cakes.mu

 

俺ははあちゅうにマジギレしてヤツの不誠実さを糾弾するくらいしかできなかったんだけど、この人はそんな低レベルの争いを軽々飛び越していった。 

 「こんな素晴らしい文章を書ける人がいて、その人が童貞いじりはセクハラだって断言してくれてる」その事実だけで俺は救われた。

月並みな言い方で本当に申し訳ないんだけど、心の底から救われたんだ。

 https://twitter.com/wako3999/status/94267111368763777

「童貞いじり」の被害者になることのない『女性』がこの記事を書いてくれたことも感涙に値する。

他にもtwitter上で女性を名乗るアカウントが本件の被害者(童貞)に多数同情を寄せてくれているので、ごく一部だけでもここで紹介したい。

 

 

 

男性が書いた文章だとこちらの記事も簡潔で素晴らしい。

 

tablo.jp

 

こういった良識ある方々の声も、はあちゅうが大炎上してくれなかったら見ることすら叶わなかっただろう。

俺は10年くらいずっとインターネットにへばりついてきた人間なんだけど、「童貞いじりはセクハラにあたるか否か」がこれほど大規模に、そして真剣に議論されてきた光景は見たことが無い。

それもこれも、全部はあちゅうのお陰ってわけ。

 

これで本格的に「童貞いじりはセクハラだ」って社会的合意ができたら俺はもうはあちゅうに頭が上がらない。

それこそ「童貞の味方」、奇しくもはあちゅうが自称した二つ名の通りだ。

 

もう一度言っておくぞ、はあちゅう

本当にありがとう

君のお陰でようやく童貞に救いの光明が見えてきたよ。

 

【追伸】

前のブログで「売れ残り」がセクハラにあたるなら「童貞」もセクハラになるでしょ、って書いたけどそろそろはあちゅうの反論が聞きたいな。

たぶん反論できないだけなんだろうけど。

 

 

売れ残り(行き遅れ)とはあちゅうと童貞の話

ここ数日、「童貞」のカウンターになる言葉をずっと考えていた。

異性と関係を結ぶのが苦手な女性をからかう言葉、男性で言う「童貞」と対になる言葉は何だろう。

 

「処女」がカウンターにならないのは誰でもわかると思う。

「処女」に侮蔑のニュアンスが含まれることは比較的珍しい。

 

じゃあ「未婚女性」か?

これも違う。

「未婚女性」はあくまで「結婚していない」というニュートラルな状態であり、そこに嘲笑のニュアンスは見いだせない。

 

答えに行き詰った時、ある記事を読んでピンときた。

なるほど、「売れ残り」か。

時代遅れだけど「行き遅れ」って言葉でもしっくりきそうだ。

 

先に俺のスタンスをはっきりさせておきたいんだけど、俺は「売れ残り」とか「行き遅れ」って言葉が嫌いだ。

「結婚していない」ただそれだけの事実を嘲笑される筋合いは無い。

こんな無礼な言葉を投げかけられたならその女性は怒っていいし、それははあちゅうであっても例外ではない。

 

ただ、ここで不思議なのが「売れ残り」という言葉に激高するはあちゅうが何故平気で童貞を侮辱するのか、という点である。

「結婚していない」という事実を茶化されるのが堪らなく不愉快なのと同様に、「性交経験が無い」ただそれだけの事実を茶化されるのも屈辱的である。

どうしてそこに想像がいかないのだろう。

 

そういえばtwitterで寝ぼけたオッサンが「童貞は自己責任だからバカにしていい」みたいな訳のわからんこと言ってたけど、その論理でいけば「行き遅れ」と未婚女性をバカにするのも問題無いってことになっちゃうけど本当にいいの?

あのオッサンは社会情勢に疎いみたいだから説明しておくけど、「行き遅れ」だの「売れ残り」だのと言って女性をからかうのはセクハラですよ。

上記の発言がセクハラで「童貞」がセクハラにならない理由が俺にはマジでさっぱりわからない。

鏡写しの話じゃん。

 

ところでこのブログを書き始めた当初、はあちゅうの童貞侮辱発言をすべて「売れ残り」に置換した文章を書き殴ろうかとも考えたんだけど、思い直してやめた。

そんなことをすればはあちゅうと同レベルに落ちたことになるし、何よりその文章を読んだ不特定多数の未婚女性が傷つくと思ったから。

 

「不特定多数」なんてまるで名前の無い木偶人形みたいだけど、俺のこの文章を読んでる人たち一人一人に名前があって、人生がある。

「不特定多数向けに向けた文章だから侮辱してもOK」なんて、殴りたい奴の論理でしかないからな。

 

見てるか、はあちゅう

お前が童貞をからかう世界と、お前が「売れ残り」と揶揄される世界は地続きなんだよ。

そろそろ気づいたらどうだ?

 

はあちゅう氏の謝罪を受けて

はあちゅう氏が自らの「童貞いじり」(というかセクハラ)を謝罪した文章を公開しました。

 

 

この記事に対して「謝罪になってない」「全然反省してへんやんけ!」という声も散見されますが、例えパフォーマンスであったとしても謝罪したこと自体に意味はあるし意義もあると思っています。

twitterを見ている限り僕のブログにも目を通してもらえたようなので、童貞の抱える痛みをいくらか理解してもらえたのかな、とも感じています。

 

じゃあこの謝罪を受けて貴方ははあちゅうを許しますか、と問われると「ノー」と答えざるを得ない。

 

何故か。

前回のブログ(下記参照)では感情的になりすぎたので、今回はもう少し冷静に語ろうと思います。

 

 

僕からはあちゅう氏にお願いしたいことは大きく二つ。

・自分の過去の発言がセクハラだったと認め、真摯に反省すること

・童貞を嘲笑する発言を今後インターネット上で一切行わないこと

 

前者については今回の謝罪で部分的に達成されたと思っています。

反省したかどうかは、今回の謝罪文だけでは判断できませんので、はあちゅう氏の今後の動向を注意深く見守るつもりです。

 

さて、問題の後者です。

「これこれこういった発言をするな」という制約は表現の自由にも関わってくるため、個人に課すには重い十字架なのかもしれません。

まして彼女の場合、童貞をくそみそにこき下ろす記事を執筆することでお賃金を貰っていたわけですし、その地位を手放したくないのはわかります。

働くって大変ですね。

 

ただ、もし彼女が表現の自由を盾に今後も童貞を嘲笑する記事を書き続けるというであれば、こちらも表現の自由を盾に「童貞見下しクソ女は黙ってろよ」と正直な気持ちをぶつけるつもりなので、お互いノーガードで殴りあう地獄絵図が展開されることになります。

はあちゅうさん、あなたは不毛な戦争をお望みなのでしょうか。

 

これはお願いにしかならないのですが、謝罪文の中にたった一言、「もう童貞に関する文章を書くのはやめます」と挿入してほしいです。

「個々人が持つ言葉のニュアンスの違いに気を付けて発言するよう、意識を引き締めていきたいと思います。」とかいうフワっとした表現じゃなく、はっきり「童貞をネタにするような文章を今後書きません」と宣言してほしいのです。

そこまでしていただけて初めて、僕を含む多くの被害者ははあちゅう氏と和解することができるのではないかと考えています。

 

「お前らなんかに許されたくねえわ一生言ってろ」と思われれば、もうそこまでの話ですが。

 

あ、それから。

「童貞が好き」とかいうよくわからんアピールは要りません。

理解者づらされても迷惑なだけなので。

もし本当に童貞の味方であってくれるというなら、もう僕らのことはそっとしておいてください。

はあちゅうを絶対に許すな

 

人気ブロガーのはあちゅう氏が、大手広告代理店「電通」で受けたセクハラ及びパワハラ被害を告発したようです。

 

はあちゅう氏の告発がすべて事実だとすると、この事件、本当にひどい。

セクハラ、パワハラというライトな字面よりも「人権侵害」という堅い物言いの方がしっくりくる。

上司という立場を利用した、卑劣極まりない行いです。

はあちゅう氏自身が直接的に性暴力に遭ったわけではないため告訴などは難しいかもしれないですが、加害者である岸氏は厳しい社会的制裁を受けるべきだと思います。

この件に関しては、はあちゅう氏に対し全面的に同情します。

 

個人的に一番酷いと感じたのは、『お前みたいな顔も体もタイプじゃない。胸がない、色気がない。俺のつきあってきた女に比べると、お前の顔面は著しく劣っているが、俺に気に入れられているだけで幸運だと思え』という岸氏の発言です。

「お前には性的魅力が無い」、言い換えれば「お前はモテない人間だ」と蔑まれて不愉快な気分になるのは当たり前のことです。

女性だろうと、男性だろうと、「異性にモテるか否か」という指標で測られるのは屈辱的です。

性的な関係の示唆は当然暴力ですが、こうした「モテ・非モテ」を根拠とした人格否定も立派なセクハラで、言葉の暴力です。

 

ところではあちゅう氏と言えば、「童貞」つまり女性と性的関係を築けない男性を「いじる」芸風でも有名でしたね。

一人の男性として彼女の「童貞」を見下すような発言は正直に言って不快でしたが、彼女自身も電通というハラスメント企業での生活を通して、横暴な価値観を内面化してしまったのかもしれません。

しかし今、彼女は電通の欺瞞を毅然と指摘するまでに成長した。

今回のセクハラを告発をするにあたって自らの今までの振る舞いをもきっと反省してくれたことでしょう。

 

 

ん?

 

 

えーっと、ちょっと意味がわからないですね。

 

まず「童貞ブーム」って何?俺の周りの童貞、誰一人モテてないよ?

モテの要素?根拠出せよ。

 

リンク先の動画見たけど、「いややっぱお前童貞見下してるだろ」としか思えなかったんだが。

「セクハラにあたるんだろうか?」とか無邪気な顔で言ってるけどさ、性別逆にしてみろよ。

高齢処女は堅苦しいよな~」って言ってるセクハラオヤジと何が違うんだよ、なあ。

 

「童貞は〇〇」ってレッテル貼り、「これだから黒人は~」「これだからブスは~」とかって物言いと何が違うんだよ、なあ。答えろよ。 

 

「コミュニケーションネタ」ですか、ああそうですか。

他人の人生をコンテンツ扱いするのは楽しいですか?

 

 「異性にまったく相手にされない自分は人間として劣った存在なのだろうか」と毎晩毎晩悩んで、死にたくなる気持ちがお前にわかるのか。

深刻な悩みをネタとして消費される屈辱がお前にわかるのか。 

 

 

こんだけ茶化しておいて「私は童貞の味方ですぅ~!」ってか。

お前みたいな味方いらないから、もう二度と童貞について言及しないでくれ。頼む。

 

そうそう、セクハラって確か「受け手がセクハラだと感じたら」成立するんだよな?

一人の男性としてハッキリ言っておくが、はあちゅう、お前の発言はセクハラだ。

自覚が無いようだからもう一度言っておく、お前のこれまでの発言はセクハラだ。

 

 はあちゅう、俺は絶対にお前を許さないぞ。




※追記


twitter上での問題発言が消された時用に魚拓貼っときますね。


https://www.google.co.jp/amp/s/anond.hatelabo.jp/touch/20171218220530%3fmode=amp